【第3回】研究会議事レポート
    日 時:2003/06/27
    場 所:ユーズテック日本橋営業所3F会議室
    出席者:
        株式会社 ユーズテック 中村
        株式会社 ユーズテック 佐藤
  ■議事進行
    T 第3回以降の作業内容の確認
    U ケースの設定
    V ケースの業務分析と概要仕様
    W 次回のテーマ

  ■T 第3回以降の作業内容の確認
    前回研究会にて、これまでの作業の位置付けと今後の作業の進め方が以下の
    ようなフローとして確認された。(以下、前回時議事録と重複)

    ステップ1:主旨、本会運営方法、研究・作業方針の作成
    ステップ2:作業対象と切り口の選定
    ステップ3:各種事例検討とそれぞれの事例での個別的設計方法・基準の検討
    ステップ4:ステップ3より、個別的設計方法・基準から一般的設計方法・基準の抽出

    第1、2回は、上記フローのステップ1、2に当たる。
    これを受け、今回はステップ3に入ることになるが、その作業内容は前回「次
    回テーマ」として設定されたとおり、次のようなものとなる。

     1. 設計過程の再整理
     2. 個別のソフトウェアUIの検討

  ■Uケースの設定
    まず、設計過程の再整理に入ることになるが、そのケースとして、第1回で選ば
    れた「ユーズテック製所見サーバシステム」(以下、所見サーバシステム)を採用
    する。

  ■V ケースの業務分析と概要仕様
    設計過程の再整理に当たっては、ソフトウェアそのものの設計過程を整理する
    必要がある。このことは第1回にて確認された「ユーザビリティの良否の基準は、
    その作業のポジションや目的、環境等の要素から構成される」という考察から
    も導かれる。
    そこで、所見サーバシステムについて、それが扱う業務の【作業内容】・【作業
    環境】・【ワークフロー】および、ソフトウェアが実装すべき【機能】は、以下のよう
    に分析される。

    --------業務概要--------

      【作業内容】
        X線写真を読影しながら、その結果を所見用紙に記入する

      【作業環境】
        1. 誰:読影医師
        2. いつ:読影中
        3. 場所:読影室
        4. 場面:読影を主な業務とし、これに付随して入力を行う

      【ワークフロー】
        1. 所見用紙をつくる
         ・ID・氏名・性別・年齢・検査種別等の記入/当日検査一覧表より選択
        2. X線像を見る
         ・一般X線写真:3枚〜10枚程度
         ・CT画像:30枚〜2000枚程度
        3. 読影
        4. 読影結果を得る
        5. 所見用紙へ記入
            (条件分岐:他の部位を見る、 または同じ部位を見方を変えて見る
             →はい:1.へ/いいえ:次へ)
        6. 完了

    --------ソフトウェア仕様概要--------

      【機能】
        1. 読影すべき対象の検査あるいは、当日検査一覧を選ぶことができる
        2. 選ばれた所見用紙から次を表示することができる
          ・検査日
          ・検査ID
          ・検査種別
          ・患者ID
          ・氏名
          ・性別
          ・年齢
        3. 次を入力することができる
          ・医師サイン
          ・所見
          ・診断
          ・キー画像登録
          ・ステータス(編集中・確認済み・公開)
              ※ステータスによって閲覧ユーザが制限される

  ■W 次回のテーマ
    次回は、ユーズテック製所見サーバシステムについて、ユーザビリティという観点
    で考慮すべきポイントを、Vを踏まえつつ検討する。特にそのなかでは、評価対象と
    なる項目をピックアップし、次いでそれら項目のそれぞれの評価基準を洗い出すこ
    とになる。



|
このページのはじめに戻る |

| ユーザビリティ研究会トップに戻る |