|
本会は、業務用ITシステムにおいて、生産性・快適性に寄与するユーザビリティ とはどのようなものか明らかにすることを、その主旨とする。
この背景として、パーソナルコンピュータ(以下、PC)を前面にした業務システム
がごく一般的なものとなっている現在において、第一には、ユーザインターフェース
(以下、UI)の品質に対する要求が増大しているということ、第二には、それを可能
とする技術的制約は減少しているということ、以上の点が上げられる。
第一の点については、言い換えれば、業務システムが持つユーザーインターフェ
ースの業務品質が業務の効率・精度を大きく左右することが明らかなとなってきて
いるということである。当初は、ともすれば文字通りの内容のシステム化が問題で
あったが、現在、多種多様な事例の積み重ねにより、ユーザインターフェースが単
なる見栄えの問題に尽きないという点が無視できなくなってきたのである。
第二の点については、現在のPCの性能の飛躍的な進展に他ならない。そのため
PCにおけるGUIの実現以来、しばらくの間は技術的制約により不可能とされた表現
が、現在では、OSも含めたソフトウェアの技術的飛躍によって可能となってきている
のである。
以上を踏まえ、当会は、冒頭主旨 −より具体的には、データベースに対するPC
による入出力業務における生産性・快適性を高めるために、ソフトウェア設計におい
て考慮すべき条件・評価指標を得るという目的− のもと、弊社開発において実践
しようとするものである。
|